石原結實の「体を温める」と病気は必ず治るを読んだ感想。
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Mr.Kが読んだ「体を温める方法」関連本 石原結實
こんばんは、Mr.Kです。
今日は、イシハラクリニック院長・石原結實先生の
「【体を温める】と病気は必ず治る」を読んでみました。
発売が2003年の3月ですから、ちょうど10年前になりますね。
70万部突破!テレビ・ラジオでも話題集中!
とありますので、このあたりから「体を温める」
ブームに火がついたのでしょうかね。
「おもいっきりテレビ」とかでも人気だったとか。
さて、内容です。
僕的には、聞いたことのないような話が多く、
ページ数・文字数の割にはメモがいっぱいとれた
本でした。
石原先生の話す「石原論」も納得できるところが多く、
良かったのですが引用している、例や表が興味深いものが
多かったですね。
☆例えば、人間の体温の話で
34℃・・・水に溺れた人を救出後、生命の回復ができるかどうかのギリギリの体温
33℃・・・冬山で遭難し凍死する前に幻覚が出てくる体温
30℃・・・意識消失
29℃・・・瞳孔拡大
27℃・・・死体の体温
☆熱の生まれる場所
(安静時)
骨格筋・・・22%
肝臓・・・・20%
脳・・・・・18%
心臓・・・・11%
腎臓・・・・7%
皮膚・・・・5%
(運動時)
筋肉・・・・80%
☆漢方医学の考え方
「万病一元、血液の汚れから生ず」
☆生姜の話
孔子も生姜を毎日食べていた
16世紀のイギリスでは生姜1ポンド(450g)と羊1頭が交換されていた
14世紀のロンドンで1/3の住民がペストで死亡した時も、生姜を食べていた人は生き延びた
といった感じで、興味深い話を随所に織り交ぜてくれてあるので
読んでいて面白かったです。
あと、僕が大事だな、目新しいなと思ったポイントは
☆心臓=小さい割に体熱の11%を作る 脾臓=赤血球の貯蔵
ということで、心臓・脾臓は常に高い温度のためにガンがない器官であるという話
ガンと体温の話は、他にもバセドウ病の人は新陳代謝が良いために、
発ガン率が1/1000であるとか、マラリアで高熱を出していた時は
ガンがなかったが、マラリアを抑える薬ができてガンが
発病するようになった話など、「へぇ~」がけっこう多かったです。
☆人間の筋肉の70%以上が腰より下にある
といったところです。
【まとめ】
この本を読んで僕が「やったほうがいい」
と思ったのはスクワットでした。
石原先生も本の中で、しきりに歩くことを進めてましたが、
やはり現代人に決定的に足りないのは運動で、
さらには下半身を動かすことが重要であるということでした。
それで、そこから出た結論・標語が
「本を読むならスクワット」
です。
本を読んでいるときは、やはり体が冷えてきますので、
座って読まずに、立って、スクワットでもやりながら
読んだほうが、脳も酸素が送られるので活発になるかな
とも思います。
皆様もぜひお試し下さいませ。
それでは、失礼します。
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