唐辛子の成分「カプサイシン」を考えてみました。
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体を温める食べ物・食材 カプサイシン, 唐辛子
こんばんは、Mr.Kです。
今日は、ちょっとカプサイシンについて
いろいろと調べてみました。
カプサイシンは唐辛子に含まれる成分ですが、
唐辛子は確かに体が温まる感じがしますよね。
だったら、サプリとか試してみようかなと思って、
調べてみました。
それで、カプサイシンとはどういう感じの
ものだったかというのを挙げてみます。
殺菌効果がある。
米びつなんかに入れてることからもわかるとおり、
強い殺菌作用があります。
体温上昇効果がある。
これは、誰しもが疑う余地のないところでしょう。
興奮する。
ダイエット効果がある。
交感神経を刺激して、アドレナリン(興奮物質)が出て、
リパーゼ(脂肪分解酵素)が活発化され、代謝が良くなり
痩せやすくなる。
トウガラシ抽出物を12週間摂取したあと、腹部の体脂肪が
減少したという実験結果があります。
健胃効果。
胃液の分泌を増加。
鼻炎
鼻炎とかにはカプサイシンクリームを塗ると、
結構効果があるようです。
皮膚に塗ると痛みを緩和
関節リウマチ、骨関節炎、乾癬、帯状疱疹、糖尿病が原因の神経痛で
効果が期待できます。
副作用としては、大量に長期間摂取すると、肝障害、腎障害になる。
注意事項としては、妊娠中、授乳中、子供は摂取しない方が無難。
薬との相互作用として、コカイン(局所麻酔麻薬)、血液凝固抑制薬(抗凝血薬、
抗血小板薬、抗血栓薬)、高血圧治療薬(ACE阻害薬)、テオフィリン(気管支拡張薬)
とは併用しない。
サプリとの相互作用として、コカ、アンゼリカ、丁子、ダンジン、ガーリック、
イチョウ、朝鮮人参との併用は注意が必要。
薬とサプリは、コカイン(コカ)は副作用が増強されて危険、残りのものは
カプサイシンに血液凝固抑制作用があるため、併用は問題が出やすいというのが
ざっくりとした問題点ですね。
<参考文献>
医者に頼るか、サプリメントで治すか ISBN4873662362
サプリメント健康バイブル ISBN9784091031297
サプリメント辞典 ISBN9784822232924
ナチュラルメディシン・データベース 健康食品・サプリメントのすべて ISBN9784810331639
で、悪くないな~サプリ使ってみようかな~と
思ったのですが、ウィキペディアを見て考えが変わりました。
がん発生促進というのもそうですが、カプサイシンが
アルカロイドの1種であるということが、引っかかりました。
まあ、アルカロイドというのも知らなかったんですが、
調べてみたらアルカロイドの仲間たちは
アコニチン(トリカブトに含まれる猛毒成分)
アトロピン(ベラドンナなどのナス科植物に含まれる猛毒成分。パーキンソン病、サリン、VXガス中毒の治療に使われる)
アリストロキア酸(ウマノスズクサ類に含まれる)
アレコリン(ビンロウに含まれる。興奮、刺激、食欲の抑制作用あり)
エフェドリン(麻黄に含まれる。鎮咳効果あり)
カフェイン(コーヒー豆、緑茶、紅茶、カカオに含まれる。中枢神経興奮作用あり)
カンプトテシン
キニーネ(キナの皮に含まれる。マラリアの特効薬として使われる)
クラーレ(アマゾンで矢毒としてつかわれた)
コカイン(コカから抽出。中枢神経興奮作用あり)
コルヒチン(痛風の特効薬)
シロシビン(シビレタケ属ヒカゲタケ属に含まれる成分)
スコポラミン(ナス科ハシリドコロなどに含まれる成分。交感神経抑制。主に乗り物酔い止め薬として使われる)
スワインソニン(アメリカホドイモの莢に含まれる成分。)
ストリキニーネ(マチンに含まれる成分)
セダクリプチン
ソラニン(ジャガイモの芽や皮に含まれる)
タキシン(イチイの果肉を除く部分に含まれる)
テオフィリン(利尿薬、気管支喘息治療薬)
テオブロミン(カカオに含まれる成分)
テトロドトキシン(フグなどが持つ猛毒成分)
トマチン(トマトの花、葉、茎、未熟果実に含まれる。トマトの害虫忌避成分。人体へは腹痛下痢等の症状)
ドーパミン(覚醒アミン)
ニコチン(タバコ草に含まれる。喫煙による摂取では人体への影響は弱いが依存症になる傾向大)
ビンカアルカロイド(ニチニチソウに含まれる10種以上のアルカロイドの総称。ビンクリスチン、ビンブラスチンなどには細胞分裂阻害作用があり抗がん剤として用いられる)
ベルベリン(キンポウゲ科オウレン、ミカン科キハダの成分。止瀉薬として使われる)
モルヒネ(アヘンより抽出されるオピオイド。中枢神経抑制、鎮痛効果あり)
リコリン(ヒガンバナ科の植物に含まれる毒・ヒガンバナ自身はガランタミンも含有)
サマンダリン(主にファイアサラマンダー(Salamandra salamandra)の皮脂腺に含まれる)ウィキペディアより引用
こういったやつらでした。
ちょっと怖いですよね。
やはり、これらのなかまということは、カプサイシンも相当”強い成分”ですから
毎日サプリで摂取するのはどうだろうかという結論に達したので、
今回は見送ることにしました。
でもサプリ以外で、豆板醤とか使うと、温まるんですが、
ご飯食べ過ぎちゃうのも問題ですよね。
難しいところです・・
では、これでカプサイシン情報は終わります。
ありがとうございました。
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